稽古日誌

剣道部:今年も巣立っていきました

3年生のみなさん、御卒業おめでとうございます。

3月11日(土)に卒業式が催され、今年も6名の部員が入間向陽剣道部を巣立っていきました。

卒業式の後、毎年恒例の卒部式を行うことができました。卒部式では後輩から素敵なプレゼントを渡したり、努力が垣間見られる催し物があったりと大いに卒業生も楽しんでいました。そして後輩からのメッセージ、顧問からの一言が伝えられました。 

 

 

今年の卒業生たちは、入学当初からコロナウイルスの影響を受け、入学は6月、初の公式戦は夏という凄まじい日程となりました。その後も大会に保護者の方が入れなかったり、そもそも稽古自体ができない日々が多かった世代でした。

ですが、そうした困難に挫けず、熱心に取り組み、大会で結果を残してきました。入賞を果たしたり、強豪校を下したりと本当に頑張っていました。

 

最後の公式大会が終わった後も、それぞれ進路決定に邁進し、全員が進路先を確定させて、卒業していきました。

卒部式では、6人全員が顧問、後輩、そして保護者の方々への感謝の念を述べていました。この3年間は多くの人に支えられてきたことを実感したことと思います。

 

目下、そうした3年生と共に過ごした下級生たちが稽古に励んでいます。新年度も間近に控えています。4月から公式戦の連続ですが、まずは目の前の稽古をしっかりとこなし、試合へと繋げていきます。

 

3年間、保護者の皆様方には普段の稽古や大会に留まらず、錬成会や合宿など様々なところでご支援を頂戴し感謝しています。最後の公式戦ではようやく観覧していただくことができ、幸いでした。本当にありがとうございました。

 

卒業生の皆さん、3年間ありがとうございました。皆さんはここまで形作られてきた向陽の伝統をしっかりと受け継ぎ、それを昇華してくれました。楽しいことばかりではなく、時には厳しい言葉をかけたこともあります。けれども、それをしっかりと受け止め、行動に移し、より良くあろうと努めてきました。向陽剣道部がここまで来られたのも皆さんの頑張り故です。

 

向陽剣道部で学んだ様々なことを胸に、各々の進路先でも全力を尽くし、思いやりを持って大成してくれることを願っています。

頑張れ卒業生!!