2020年12月の記事一覧
化学基礎 カルピスを使った中和滴定
①中和滴定の練習、②演習、③酢酸を使った滴定、④テスト と中和について取り組み、テスト後の時間のあるところで前々から調べてみようと考えていたカルピス(乳酸)滴定をしました。
何度も取り組んでいる成果で、実習教員から手際の良さを褒めていただきました。繰り返しやってみることは大事です。
結果は、0.034mol/L(約1.5%)となりました。企業秘密で製品を調べてもわかりませんが、良い線はついているのではないかと思っています。
物理 髪の毛の太さを求めてみました
光分野のヤングの実験という光の回折と干渉に関する有名な実験があるのですが、昔センター試験に出題されていたヒトの髪の毛を使用して、太さを計算で求めてみました。
各自の髪の毛を調達してプレパラートを使い、干渉模様を測定して、計算してみたところ、0.12mmくらいでした。大雑把な実験のわりには、らしき答えを求めることができています。いちばん細い生徒で0.07mm、太い生徒で0.15mmでした。
物理 分光器の作成
波動(光)分野は目で見て確かめることができるので、いろいろと工作しています。光の回折・干渉などの諸性質を学習した後に、光の波長によって色を分ける道具を作成してみました。
化学基礎 食酢の滴定
午前中の滴定練習に引き続き、今度は厳密に食酢の滴定をしました。練習したおかげか、上手にビュレットを使いこなしていました。
この実験は化学基礎のなかでも、ぜひ取り組ませたい内容と思い指導しています。実験をとおして、理論と結びつけ、科学への興味関心を深めてもらいたいです。
化学基礎 中和滴定の練習
正確な滴定をおこなうため、まずは練習をしました。特徴的な実験器具が多く出てくる分野ですが、扱いに慣れてほしいところです。1滴を使いこなす、ということはよくできていました。
手際よくできて、時間が浮いたので、中和のおまけで炭酸ジュースつくりました。(正確には「弱酸の遊離」、という3年化学の分野です)試飲もしましたが、味わいは班によって差があったようです。
このあとは、食酢の滴定をより正確におこない、実験技術向上を考えています。